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サイレンススズカは私が思う芝1800m~2000mの最強馬! [競馬]



父はサンデーサイレンス、母はワキアの間に生まれたサイレンススズカ。
1994年に誕生しました。
3歳(当時は数え年で4歳)でデビューし、新馬戦でみごと勝利。
ですが、その後は勝ったり負けたりの不安定な戦績が続きます。
それが、4歳の古馬になって才能が開花!!

1998年2月14日 バレンタインS(OP)
1998年3月15日 中山記念(G2)
1998年4月18日 小倉大賞典(G3)
1998年5月30日 金鯱賞(G2)
1998年7月12日 宝塚記念(G1)
1998年10月11日 毎日王冠(G2)

上記のレースで6連勝を果たします!!!
しかも、宝塚記念で破ったのがステイゴールドとエアグルーヴ。
毎日王冠で破ったのが、エルコンドルパサーとグラスワンダーです。
いずれも、伝説級の名馬を打ち負かしているわけですね。


「異次元の逃亡者」と呼ばれたとおり、サイレンススズカは最初からハイスピードで走る逃げ馬でした。
しかも、ハイペースで走りながらレース後半もスピードを維持しながらゴールしてしまうのです。
ですから、紹介した上記6レースでは、一度も先頭を譲ることなくゴールしています。
圧巻だったのが毎日王冠。
以前から武豊騎手が「夢みたいな数字だけど、58秒で逃げて58秒で上がってくる競馬もできそうな気がする」と評価していたサイレンススズカですが、ここでは1,000mを57.7秒のハイラップで逃げながらも、ラスト3ハロンを35.1秒で上がってくるレースを披露。
(1,800mのレースですが、後半の1,000mは58.9秒)
ラスト200mはややペースダウンしたものの、それでも12.1秒です。
こんなペースで走られたら、どんな馬もかなわないでしょう…。

後に、グランプリレース3連覇などG1レース4勝のグラスワンダー、日本馬として初の凱旋門賞(G1)2着という成績を収めたエルコンドルパサーといった怪物馬2頭を相手に、2馬身半差をつけて完勝したのです。
なお、毎日王冠はG2にもかかわらず、レース後には異例のウイニングランまで行われました。

ちなみにJRA機関紙の「優駿」が2012年に行った、距離別最強馬のアンケート結果では、2000m部門でサイレンススズカがみごとに1位に輝いています。
サイレンススズカは2000mのG1レースを一度も勝っていないにもかかわらず、ディープインパクトやウオッカといった7冠馬をおさえての受賞でした。


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