SSブログ

森秀行調教師とは!森秀行厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



森秀行調教師は栗東所属で1959年生まれです。
初出走が1993年で、主な管理馬は2001年のフェブラリーステークス(GⅠ)を制覇したノボトゥルーや2000年の皐月賞(GⅠ)と菊花賞(GⅠ)を制覇しクラシック2冠馬となったエアシャカールなどがいたほか、現役では2016年の京阪杯(GⅢ)を制覇したネロなどがいます。
今回は、森秀行調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.森秀行調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第53位
勝利数22回/2着26回/3着30回/着外284回
重賞:28戦1勝
芝:165戦10勝
ダート:180戦12勝
勝率:.061
連対率:.133
複勝率:.215
獲得賞金(万円):42,379.7


2.森秀行調教師の特徴!


2001年に年間70勝(JRA54勝、地方16勝)を挙げてJRA賞・最多勝利調教師を受賞しました。
さらに2006年には年間63勝(JRA48勝、地方15勝)の成績で2度目の最多勝利調教師を獲得。

2011年7月13日にはJRAの調教師としては前人未到の地方競馬通算150勝を記録します。
2014年10月19日にはJRA通算600勝を達成しました。
貪欲に勝利を追求する姿勢は競馬界のグローバル化に繋げ、さらに勝ち星を積み重ねています。

2013年淡路島に開業した外厩の「awajiトレーニングセンター」を活用することで2013年32勝(JRA27勝、地方5勝)、2014年35勝(JRA27勝、地方8勝)と2年連続30勝以上を記録しました。

調教方法は「栗東坂路」主体の調整スタイルです。
開門直後の整地された馬場で追い切り、前半から全速力で走り切るスピード調教を課します。
4F目を13秒台で入り、ラスト2F目に12秒前半の最速ラップを計測します。
スピードを持続した状態で最後の1Fを12秒台でまとめれば優秀です。

[好走時計」は[4F50-51秒台、3F37-38秒台、1F12秒台]。


栗東坂路の調教パターンを4F51秒6以内、3F37秒7以内、1F12秒9以内に設定した場合、[8-4-4-29](勝率18%、複勝率36%)の好成績を残しています(データは2013年1月5日~2015年7月20日)。

連戦で使うケースが多く、攻め馬を控える傾向がありますが、「4F時計の速さ」は体調の良さを示しており、実戦に直結します。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.森秀行調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
ネロ/牡6/西山茂行氏/本桐牧場
キャプテンシップ/牡5/玉井宏和氏/小池博幸氏
ケンホファヴァルト/牡4/中西宏彰氏/マリオステーブル
ヨシオ/牡4/仲山誉志夫氏/日本中央競馬会日高育成牧場
セセリ/牡6/冨士井直哉氏/WilliamPacaBeatsonJr.
ジュンファイトクン/牡5/河合純二氏/社台ファーム
マユキ/牝6/稻井田安史氏/タガミファーム
グランセブルス/牡4/飯田訓大氏/坂本智広氏
ユウチェンジ/牡4/アイテツ/鎌田正嗣氏
アグネスユーリヤ/牡5/畑佐博氏/社台ファーム


まとめ


以上が森秀行調教師の特徴についてでした。
森秀行厩舎は、坂路調教のパイオニアです。
坂路1番時計の常連厩舎です。
今年の森秀行厩舎は、スプリンターズステークス(GⅠ)にネロが出走しましたが16頭中16着と残念な結果に終わっています。


nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。