京都芝1600/3歳未勝利戦を亀谷敬正氏が予想!血統理論とは?

2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第20回放送分から、2017年5月21日（日）の京都競馬場3レース、芝1600ｍ3歳未勝利戦の予想方法について解説いたします。

1.亀谷敬正所長血？印エレクトロニカの考察

血？印18.エレクトロニカ（1番人気/単勝1.8倍/3歳牝馬）

この日の京都芝1600ｍ内回りは、スピードの持続力を求められる馬場です。
1番人気のエレクトロニカはディープインパクト産駒で、このレースでは消えると思っています。
単勝1倍台の断然人気がなぜ消えるのか？
サンデーサイレンス系の特徴は道中ゆったり追走して、直線で外から末脚を伸ばすレースパターンを得意としているのです。
しかし、競走馬の能力は一定ではありません。
インで持続力を使って粘るレースパターンとは逆の方向の能力です。
このレースでは、そういった得意のパターンのレース展開は難しいだろうと思っています。
そうなると、サンデーサイレンス系とは逆方向の血統、つまり父方にも母方にもサンデーサイレンスの血がまざっていない馬が狙い目となると考えています。

血？印：血統的にはかなり危険な馬

2.亀谷敬正所長本命アルテーロの考察

◎5.アルテーロ（3番人気/単勝7.4倍/3歳牝馬）

アルテーロは父方にはサンデーサイレンスの血はありません。
母方には母母父がサンデーサイレンスですが、薄くなっていますので大丈夫だと思います。
父ハービンジャーはダンチヒ系で、持続力ではサンデーサイレンス系よりレベルが高いです。
ダンチヒ系は世界の主流血統で持続力比べではサンデーサイレンス系よりも上です。
この日の京都芝1600ｍ内回りは、スピードの持続力を求められる馬場でダンチヒ系に適していると思います。

3.亀谷敬正所長対抗ワンダーアマービレの考察

〇1.ワンダーアマービレ（7番人気/単勝18.4倍/3歳牝馬）

この馬もサンデーサイレンスの血を持たない馬です。

4.亀谷敬正所長▲エイシンムジカの考察

▲8. エイシンムジカ（4番人気/単勝8.9倍/3歳牝馬）

この馬もサンデーサイレンスの血を持たない馬です。


その他の印は以下のとおりです。

△2.アクロバットラン（2番人気/単勝6.7倍/3歳牝馬）
△3.スーサンキララ（15番人気/単勝142.4倍/3歳牝馬）
△11.ディープアドラーレ（6番人気/単勝17.6倍/3歳牝馬）

5.レース結果

1着11.ディープアドラーレ（6番人気）
2着10.ピンギット（9番人気）
3着1.ワンダーアマービレ（7番人気）
4着5.アルテーロ（3番人気）

3連単が100万超えの1,019,250円と大波乱のレース結果となりました。
そして、上位4頭の父方は全てサンデーサイレンス系以外の馬の決着です。
亀谷敬正所長は1.ワンダーアマービレか5.アルテーロのどちらかを本命にしようかと悩んでいました。
結果して5.アルテーロを本命にしてしまい、ハズレとなったのです。
亀谷敬正所長はこのレース、自信の65,000円投資でしたが、残念ながら的中することはできませんでした。