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東京芝2400/ジャパンカップを亀谷敬正氏が予想!血統理論とは? [競馬血統研究所/亀谷敬正血統理論]



2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第24回放送分から、2017年11月26日(日)の東京競馬場11レース、ジャパンカップ(GⅠ)、芝2400mの予想方法について解説いたします。
番組収録日は11月25日(土)で前日の予想となります。
ですから、予想の段階で翌日の天候や馬場状態は不明です。


1.亀谷敬正所長本命シャケトラの考察


◎13.シャケトラ(7番人気/単勝48.2倍/4歳牡馬)

父がマンハッタンカフェでサンデーサイレンス系です。
母父がシングスピールで、96年のジャパンカップを勝利しています。
母父母はグロリアスソングです。
ファンタスティックライトが2000年のジャパンカップを3着と好走しましたが、この馬の父母がグロリアスソングなのです。
グロリアスソングの血は結構ジャパンカップで好走しているのです。
グロリアスソングという馬は、女版サンデーサイレンスのような馬で、父がヘイローで同じです。

ということでシャケトラはヘイローのクロスを持っています。
つまり、速い日本の馬場に適性を求めていくということは、ヘイローを積み重ねていくということなのです。
ヘイローのクロスを持つダービー馬は、ロジユニヴァース、ワンアンドオンリー、マカヒキなどがいます。
2010年NHKマイルカップ(GⅠ)、毎日杯(GⅢ)を勝利したダノンシャンティの母母がグロリアスソングです。

日本の競馬場に一番向いているのがサンデーサイレンス、次がキングマンボで、次がグロリアスソングぐらいの勢いです。
サンデーサイレンス系×キングマンボ系がニックスなのは、日本の2400m適性を強化していくということです。
ですからグロリアスソング×サンデーサイレンス系も、東京の軽い馬場の適性を強化していく配合なので、好走してくれるのではないかと思います。

シャケトラの前走は天皇賞秋でしたが、雨の不良馬場でした。
軽い馬場が得意なシャケトラにとっては全く合わない馬場で15着と惨敗。
ラリー用の車とF1レース用の車の違いのような感じです。
明日のジャパンカップはF1レースだと思います。


2.亀谷敬正所長血印シュヴァルグランの考察


血印1. シュヴァルグラン(5番人気/単勝13.3倍/5歳牡馬)

父ハーツクライですのでトニービンの血を持っています。
このトニービンの血がジャパンカップとかなり相性がよいのです。

【近10年のジャパンカップ種牡馬別成績】
ディープインパクト産駒(3.2.1.10)単勝回収率111%・複勝回収率113%
ジャングルポケット産駒(0.2.2.11)単勝回収率0%・複勝回収率231%

ディープインパクト産駒が1番来ているのですが、その次に成績がよいのはジャングルポケット産駒です。
ジャングルポケットの父がトニービンです。
ハーツクライ産駒もトニービンを持っていますので好走しています。
ちなみに、ここ10年でトニービンの血を持つ馬が3着以内に入ったのは8回です。
好走馬30頭のうちの8頭ですので、かなりの好相性です。

しかも、トニービン内包の馬は2度目のジャパンカップで成績を上げる傾向があります。
ハーツクライ自身もそうですし、オウケンブルースリ、ジャガーメイルもそうでした。

亀谷敬正氏の格言


トニービンの血を持つ馬はジャパンカップで2年目に成績を上げる傾向が!!



シュヴァルグランは、ちょうど今回がジャパンカップ2度目の挑戦となります。
ちなみにディープインパクト産駒の場合は、この逆で2年目に成績を下げる傾向があります。

ボウマン騎手は、オーストラリアではそれほど仕掛けが早い騎手ではなく、上手な騎手だと思います。
シュヴァルグランは、早めに前に行ったら行ったでダメな場合が多いように、いろいろと注文が必要な馬だと思います。

※血印:血統的に期待値が高い馬


3.亀谷敬正所長的印レイデオロの考察


的印2.レイデオロ(2番人気/単勝3.8倍/3歳牡馬)

かなりの高確率で好走すると思います。
父がキングカメハメハですし、ジャパンカップに相性がよいです。
母父がシンボリクリスエスで、産駒のエピファネイアもジャパンカップを勝利しています。
また母母がレディブロンドでディープインパクトの半妹とう良血です。
血統的にはスタミナよりかは若干スピード寄りとなってしまいますが、大丈夫だと思います。
藤沢厩舎ですし、東京芝2400mを勝利するための調教を行い育てていると思います。

※的印:人気馬で3着以内に入る確率が高い馬(つまり低配当)


4.亀谷敬正所長血?印キタサンブラックの考察


血?印4.キタサンブラック(1番人気/単勝2.1倍/5歳牡馬)

母父がサクラバクシンオーですので短距離血統です。
本質的には2400mのような根幹距離に向いている馬だとは思いません。
しかし、血統がどうこうよりも、今まで様々なレースで勝利していますので…。
まあ、GⅠレースというのは血統の適性枠をだいたい飛び越えます。
つまり、血統的な適性はないものの、絶対能力で勝利する可能性は十分あるということです。

血?印:血統的にはかなり危険な馬



その他の印は以下のとおりです。

▲8.ソウルスターリング(4番人気/単勝9.3倍/3歳牝馬)
△6.イキートス(13番人気/単勝122.9倍/5歳牡馬)
血?印12.サトノクラウン(3番人気/単勝5.7倍/5歳牡馬)

血?印:血統的にはかなり危険な馬


5.レース結果





1着1.シュヴァルグラン(5番人気)
2着2.レイデオロ(2番人気)
3着4.キタサンブラック(1番人気)

11着13.シャケトラ(7番人気)

翌日のレースでしたので、投資金額や的中の有無についての放送はありませんでしたが高評価だったシュヴァルグランが見事に勝利しました。


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