ナサニエル産駒の特徴!凱旋門賞馬エネイブルの父!ガリレオ王朝の気鋭! [種牡馬別産駒の特徴]
2008年にアイルランドで誕生したナサニエル。
同じガリレオ産駒の史上最強馬フランケルと同期で、現役時代はデビュー戦で一緒に走り2着と敗れました。
産駒には凱旋門賞馬エネイブルがいます。
今回は、このナサニエル産駒の特徴について解説します。
1.ナサニエルの現役時代
イギリス、アイルランドで通算11戦4勝です。
主な勝ち鞍は、キングジョージ6世&クインエリザベスステークス(GⅠ・12F)、エクリプスステークス(GⅠ・10F)、キングエドワード7世ステークス(GⅡ・12F)など。
英ダービーを回避して臨んだギングエドワード7世ステークスで重賞初制覇を果たしました。
このレースと同じ舞台で行なわれた“キングジョージ“は2番手から抜け出し、ワークフォースに2馬身3/4差をつけて快勝しています。
4歳時にはエクリプスステークスを制し、チャンピオンステークスはフランケルの3着に敗れています。
2.ナサニエルの血統背景
父はガリレオ。史上最強馬フランケルの父です。
母系は半姉に2歳GⅠ勝ち馬プレイフルアクト、全妹に愛オークス馬グレートへヴンズ、近親にアーリントンカップ2着のレッドアンシェル。
母の父シルヴァーホークの産駒にグラスワンダーがいます。
3.ナサニエルの代表産駒
・エネイブル(凱旋門賞GⅠ・2400MなどGⅠ・5勝)
・エンジョイヴィジェイ(独ダービーGⅠ・2400M2着)
ちなみにエネイブルはサドラーズウェルズ2×3、エンジョイヴィジェイは同3×4のクロスを持っています。
4.ナサニエル産駒の特徴
初年度産駒のエネイブルが英、愛オークスと“キングジョージ”、凱旋門賞を制覇しました。
種牡馬としてはフランケルとは違った凄みを発揮しています。
ガリレオ王朝の一翼を担う勢いを感じます。
フランケル以外のガリレオ系同様に日本でどうこういうより、海外馬券発売対象レースを狙うのが面白いかもしれません。
エネイブルは凱旋門賞を制覇しましたし、選手権距離に強い傾向がありますので、今後も愛チャンピオンステークス、凱旋門賞などにも有力馬を送ってくるのではないでしょうか。
もしかしたら、ジャパンカップなどもいけるかもしれません。
2018-07-16 18:00
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