小倉芝1200/2歳未勝利戦を亀谷敬正氏が予想!血統理論とは?

2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第29回放送分から、2018年8月25日（土）の小倉競馬場1レース、2歳未勝利戦、芝1200ｍの予想方法について解説いたします。
この日の小倉競馬場は晴れで、芝は良馬場です。

1.亀谷敬正所長本命コハルビヨリの考察

◎8.コハルビヨリ（2番人気/単勝5.3倍/2歳牝馬）

マンハッタンカフェ産駒です。
一頭の種牡馬を覚えるだけでも馬券は勝てます。
マンハッタンカフェ産駒というのは、根幹距離といって1600ｍから400ｍずつ伸びていく距離を苦手としています。
1600ｍの成績が悪く、1800ｍの成績が良くなります。
そして、2000ｍになるとまた成績が悪くなり、2200ｍになると成績が上がるのです。
わかりやすくいいますと、400ｍで割り切れる距離が苦手で、割り切れない距離が得意なのです。

マンハッタンカフェ産駒のルージュバックの成績をみていただくとよくわかると思います。
ルージュバックが勝利した重賞は4レースありますが、2200ｍが1勝で1800ｍが3勝です。
ルージュバックの馬券の買い方は、2200ｍと1800ｍに絞ることでかなり儲けることができたのです。

ただし、このレースは1200ｍであり、400ｍで割り切れます。
1200ｍも400ｍで割り切れるのですが、実は1600ｍや2000ｍとは少し考え方が違います。
ですから、400ｍで割り切れる1200ｍなのですが根幹距離とはしません。
つまり、1600ｍと2000ｍは道中脚をためつつ最後に勝負となるレースが多いのですが、そういった展開を苦手としているのです。

前走は1600ｍでしたが、前走のようなスピードを持続し続けるような走りをすれば今回は勝利もあると思います。

2.亀谷敬正所長対抗ソンリッサの考察

〇12.ソンリッサ（1番人気/単勝1.8倍/2歳牝馬）

この馬は、前走と同じ走りをすればおそらく来るでしょう。
ヘニーヒューズ産駒で1200ｍに強いです。
最後にのばす末脚勝負の競馬ではなく、スピードを持続し続ける競馬になると強い血統です。

3.亀谷敬正所長血印アサミンの考察

血印7.アサミン（9番人気/単勝46.3倍/2歳牝馬）

父がグランプリボスですので、サクラバクシンオーとサンデーサイレンスの血が入っています。
ですからダート要素はありませんので、前走のダートのレースは負けても不思議ではありません。
そして、サクラバクシンオー系はダートから芝へ移ることで穴を出す血統です。

母ヒシシャトルも芝の1000ｍをブッチギリで勝利した馬です。
しかも、ダートレースの勝利はありません。
つまり、父も母も芝血統なのです。

近親にもアドマイヤムーンやスリープレスナイトなど芝のGⅠ馬がいます。
芝血統ですので、前走はダートでこのレースは芝ですので成績を上げてくれるのではないでしょうか。
特に前走のダートでボロ負けした後ですので、人気もかなり落ちておいしいと思います。

※血印：血統的に期待値が高い馬

4.亀谷敬正所長▲ベストクイーンの考察

▲9.ベストクイーン（5番人気/単勝17.7倍/2歳牝馬）

この馬は上積みがあると思います。
この馬の血統は重厚な血統です。
重厚な血統で、前走中段より後ろからのびてきた馬はたたき2戦目で上昇することが多いです。

5.亀谷敬正所長無印カレンソナーレの考察

無印4.カレンソナーレ（10番人気/単勝64.9倍/2歳牝馬）

オルフェーヴル産駒というのは、新馬戦の成績が滅茶苦茶に弱いです。
ですから、人気を集めても信用できません。
気性が滅茶苦茶なのです。
オルフェーヴル自身も現役時代は気性に難がありました。
ですから、オルフェーヴル産駒は調教の前評判通り走らないことが多いのです。



その他の印は以下のとおりです。

△1.メイショウオトワ（3番人気/単勝6.6倍/2歳牝馬）
△3.ビーチハピネス（6番人気/単勝23.3倍/2歳牝馬）

6.レース結果

1着8.エスト（4番人気）
2着13.コハルビヨリ（2番人気）
3着9.ベストクイーン（5番人気）



亀谷敬正所長は30,900円の投資。
亀谷所長の本命馬が2着となり、3連複96倍を的中させました。
馬券の購入金額は映像の関係で確認できませんでした。