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角田晃一調教師とは!角田晃一厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



角田晃一調教師は栗東所属で1970年生まれです。
初出走が2011年で、主な管理馬は2016年のアイビスサマーダッシュ(GⅢ)を制覇したベルカントや2011年のファンタジーステークス(GⅢ)で5着と好走したニコールバローズなどがいたほか、現役では2016年の函館記念(GⅢ)で2着と好走したケイティープライドなどがいます。
今回は、角田晃一調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.角田晃一調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第53位
勝利数22回/2着31回/3着26回/着外179回
重賞:15戦1勝
芝:132戦15勝
ダート:118戦7勝
勝率:.085
連対率:.205
複勝率:.306
獲得賞金(万円):45,858.4


2.角田晃一調教師の特徴!


角田晃一調教師は騎手時代にGⅠ10勝を含むJRA通算713勝をマークしました。
輝かしい実績を引っ提げて2010年2月に39歳で調教師免許試験に合格。
2011年3月に開業すると、2012年から6年連続20勝以上(地方含む)を記録しています。

「栗東坂路」中心の調教スタイルは技術調教師時代に研修していた中竹和也厩舎を参考にしています。
「栗東坂路」での追い切りは開場から40分以上経った時間帯を選択します。
6~7頭の集団で縦列調教を行います。
馬場状態が荒れた時間を使用するので「単走」で自発的に動けるときほど調子が良いです。
「併せ馬」を行う場合は優劣を明確につける傾向があるので「併せ先着」が好走条件です。

調教時計は[4F53-54秒台、3F38-39秒台、1F12秒台]が基準タイムです。


追い日の前日(火曜日)、週末追い(土、日曜日)で坂路「2本追い」を行い、調教量を十分に積んでいるので直前は3F目から上がり重点の調整を行います。
「栗東坂路」の調教パターンを併せ調教:単走、調教騎乗者:調教助手、3F40秒8以内、1F13秒0以内に設定した場合、[7-1-2-13](勝率30%、複勝率44%)の好成績を残しています(データは2015年1月4日~2015年7月13日)。

開業当初は角田調教師が直前追い切りに乗るケースもあったのですが、2014年1月19日以来、騎乗機会がないようです。
スタッフの技術向上に力を入れており、2015年の調教騎乗者別成績では「調教助手」が全13勝を挙げています(データは2015年1月4日~2015年7月13日)。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.角田晃一調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
ケイティープライド/牡7/G1レーシング/ノーザンファーム
トウショウピスト/牡5/トウショウ産業/トウショウ産業トウショウ牧場
エポック/牡4/吉澤克己氏/三嶋牧場
アレスバローズ/牡5/猪熊広次氏/ヤナガワ牧場
ジャズファンク/牡5/市川義美ホールディングス/ノーザンファーム
アダムバローズ/牡3/猪熊広次氏/服部健太郎氏
ドラゴンシュバリエ/牡4/窪田芳郎氏/ノーザンファーム
キョウワゼノビア/牝4/協和牧場/協和牧場
コートオブアームズ/牡5/シルクレーシング/ノーザンファーム
エリシェヴァ/牝4/前田葉子氏/NorthHills


まとめ


以上が角田晃一調教師の特徴についてでした。
角田晃一厩舎は、ベルカントが2歳時から3年連続重賞制覇を達成しています。
厩舎力の向上は顕著です。
今年の角田晃一厩舎は、フラワーカップ(GⅢ)でドロウアカードが3着と好走、重賞レースで好成績を残しています。


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