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馬券で高配当を狙う方法!馬主をチェック!地味な馬を狙う! [競馬予想手引書]



「シゲル・マイネル・ミルファーム」
何かの呪文ではありません。
この3つのキーワードこそ、儲けるために追いかける馬たちの代表例です。
実は儲かる馬か儲からない馬かというのは、そもそもデビューする段階で9割方決まっています。
その理由を、「シゲル・マイネル・ミルファーム」で説明しましょう。

【シゲル】
「シゲル〇〇」という馬名を持つ森中蕃オーナーの馬たち、「ブルベア〇〇」という、(株)ブルアンドベアも同じ系列のオーナー。

【マイネル】
「マイネル〇〇」という馬名を持つ、サラブレッドクラブ「ラフィアン」の所属馬たち。
牝馬の場合は「マイネ〇〇」、2014年の2歳世代以降の牝馬は「マイネ」をつけなくなっている点に注意。
馬主欄の「ラフィアン」が目印。

【ミルファーム】
文字通り「ミルファーム」の所属馬たち。
馬主欄をチェックすることで判別可能。
代表馬は2015年のヴィクトリアマイルでGⅠ史上最高配当の立役者となったミナレッ卜など。

このように「シゲル・マイネル・ミルファーム」とは、ある特定の馬主の所有馬を指しているのですが、これらの馬主の馬は、走ってもあまり人気にならないという共通した傾向があります。

では、なぜ人気にならないのでしょうか?
その答えをシンプルに表現すると「地味だから」という結論に達します。

いずれの馬主も、高額な良血馬よりも比較的安価な馬を購入する傾向にあり、鍛えて強くすることを好んでいます。
現在の中央競馬は「社台グループ」が良血馬を数多く所有し、実際に強い馬をたくさん生産しているので、社台グループの馬はデビュー時から注目を集めて人気になります。
一方、そうしたスターホース候補の陰に隠れて、血統面でぱっとしないシゲル・マイネル・ミルファームの馬は、実際の強さに関係なく、地味な存在になってしまうのです。

これはキタサンブラックも同様で、お父さんのブラックタイドは現役時代にGⅠ未勝利。
血統構成がまったく同じながら、偉大すぎる弟ディープインパクトに比べて種牡馬として地味な存在だったため、キタサンブラックがどんなに走っても人気になりませんでした。
さらに、血統面だけでなく騎手も地味です。
社台グループの有力馬に乗るのは、リーディングトップクラスの騎手やデムーロ騎手、ルメール騎手といったスター騎手が中心。
一方で、シゲル・マイネル・ミルファームの馬は、若手騎手や勝利数の少ない中堅騎手の起用が目立ち、人気になりにくさにひと役買っています。

同様に、調教師もあまり勝ち星の多くないマイナーな印象を持つ厩舎が多く、これも人気薄の一因になっています。

つまり、血統、騎手、厩舎などのプロフィールが鉄壁の地味さを兼ね備えているため、デビュー時から実力の有無に関係なく低評価しかされず、それゆえ「儲かる馬」となる可能性を秘めているのです。

反対に、デビュー前から注目を集める社台グループの良血馬、例えばディープインパクト産駒の高額馬などは、新馬戦から確実に人気を集めます。
人間の世界でいえば2世タレントのようなもの。
必ずしも優秀とは限らず、なかにはとんでもない輩も含まれていますが、それでもとりあえず話題先行で、断然1番人気を背負ったりします。これでは本当に強くても、高配当は望めず、生まれついての「儲からない馬」ということになります。

地味というとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、馬券を買ううえで、これほど素晴らしいことはありません。
地味な馬ほどカネになる・・・・・・これを決して忘れないでください。

デビュー戦から人気を集める良血馬が勝とうものなら「怪物!」「クラシック候補!」などと大騒ぎになりますが、その裏でひっそりと強い競馬をしていたシゲル・マイネル・ミルファームを見逃してはいけません。
その馬は、将来あなたに期待以上の収支をもたらしてくれる“愛馬“となるはずです。

「シゲル・マイネル・ミルファーム」というヒントだけで、皆さんもたくさんの穴馬を見つけることができるはずです。
実際、強くてもほぼ人気にならないので、「これらの馬を見つけたらとりあえず穴で押さえておくこというのも、シンプルですが立派な作戦として成り立ています。

地味な馬たちは、新聞の予想の印も薄くなりがちで、何の気なしに消してしまうことが多々あります。
ですから、常に頭の片隅で注意するよう意識しておくことが重要です。
「たまたまハマっただけで、どうせ次はこないだろう」では、また同じ失敗を繰り返すだけです。



ちなみに、「シゲル・マイネル・ミルファーム」以外にも、頻繁に穴をあけて儲かる馬主はたくさんいます。
一例を以下に挙げておきますので、出走表を眺める際はぜひチェックしてみてください。

チェック必須!穴馬を多数輩出する地味馬主リスト!



【ウイン、ビッグレッドファーム】
「ウイン」はマイネルと同系列の馬主で、ウインフルブルームなどを所有する「ウイン〇〇」の馬たち、ビッグレッドファームは主にコスモソーンパークなど、主に「コスモ〇〇」とつく馬たち。
一度穴をあけた馬が、何度も穴をあける傾向。

【岡田牧雄氏、ノルマンディーサラブレッドレーシング】
リッカルドなどを所有する岡田牧雄氏はもちろん、同氏が中心に運営するクラブ馬主・ノルマンディーも穴馬の宝庫。
マイネルの系列を統括する岡田繁幸氏の実弟にあたるが、勢いはマイネル軍団以上とも言え、今後穴馬輩出グループとして要注目の存在。

【G1レーシング】
社台グループのクラブ馬主で「地味」とはほど遠い良血馬揃いではあるものの、同じ系列のサンデーレーシングや社台RHと比較すると地味な存在。
ソルヴェイグが人気薄で重賞を2勝するなど徐々に勢いが付きつつあり、これから1年くらいは注目。

【栄進堂】
「エイシン〇〇」で古くから知られる馬主グループ。
この系列の馬はスタートが上手で先行力のある馬が多く、前に行けるのが強み。
スローペースになりがちな現代競馬向きで、代表馬エイシンヒカリはいつも人気だったが、人気薄での活躍馬も目立つ。

【近藤利一氏】
「アドマイヤ〇〇」で古くから有名。
かつてはアドマイヤベガやアドマイヤグルーヴなど日本競馬の中心的な存在だったが、近年はやや存在感が薄れている。
それでも所有馬のレベルは高く、以前より人気になりづらくなっているためタイミング的にも狙いどころ。

【アポロサラブレッドクラブ】
アポロケンタッキーなど、「アポロ〇〇」という馬たち。
あまり聞き慣れない外国産馬も多いが、決して多くない所有馬の中から活躍馬、穴馬を輩出している。

【島川隆哉氏】
もともと「トーセン〇〇」という冠名で良血馬を買い漁っていたが、近年は自家生産にシフトし、地味な血統馬が増えるにつれて穴馬も増加中。
ブレスジャーニーやブレイブスマッシュなどが2歳戦から活躍しているように、2、3歳の早い時期から狙える。

【八木良司氏】
「タガノ〇〇」で知られる関西馬専門の穴馬主。
2016年はタガノトネールが武蔵野Sを制するなどの活躍を見せた。
特にダートでの穴が多く、引き続き警戒したい。

【栗本博晴氏】
「クリノ〇〇」や「〇〇クリチャン」などで知られる大穴馬主。
安定感はないがとにかく人気薄が多く、一撃の威力は凄い。
どちらかといえば下級条件が中心だが、一度穴をあけた馬は何度でも穴をあける傾向。
マイネル軍団よりもさらに大穴向き。
クリノラホールなど。


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