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堀宣行調教師とは!堀宣行厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



堀宣行調教師は美浦所属で1967年生まれです。
初出走が2003年で、主な管理馬はモーリスやドゥラメンテなど強力なGⅠ馬がいたほか、現役では香港ヴァーズGⅠや宝塚記念GⅠを制覇したサトノクラウンなどがいます。
今回は、堀宣行調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.堀宣行調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第5位
勝利数44回/2着27回/3着17回/着外139回
重賞:46戦7勝
芝:171戦30勝
ダート:56戦14勝
勝率:.194
連対率:.313
複勝率:.388
獲得賞金:130,933.6万円


2.堀宣行調教師の特徴!


「競,馬界の梁山泊」と呼ばれる堀宣行厩舎は騎手出身の調教助手(池田氏、伊藤氏、嶋田氏、高橋氏、宗像氏、森安氏)を6人揃えて調教スタッフを充実させています。
調教改革にも取り組み、2014年秋から南馬場ウッドコースの「6F追い」を導入しました。
2冠馬ドゥラメンテ、モーリス(安田記念など)、リアルインパクト(ショージライダーS)は2014年の晩秋から春にかけての鍛錬期に6F追いを活用し、持久力の強化を図りました。

レース期間の調教方針は平場、重賞を問わず、土曜出走馬は「水曜追い」、日曜出走馬は「木曜追い」に限定しています。
直前追い切りは南馬場ウッドコースの「4F追い」に特化して、実戦を想定して瞬発力強化を図ります。
調教の負荷を高める場合は坂路での週末追いで調整を行います。

ウッドコースの直前追い切りでは3F目を13秒台で入り、平均的に速いラップ(13秒台)を刻みます。
負荷の強弱は1Fタイムの速さを調節することで行います。
手綱を抑えたまま余力を残して終えることで疲労を残さず、フレッシュな状態でレースに臨めるのです。

「好走時計」は[4F54‐55秒台、3F39‐40秒台、1F12秒台]。


南馬場ウッドコースの調教パターンを脚色:馬なり、4F56秒0以内、3F40秒7以内、1F13秒5以内に設定した場合、[23‐7‐3‐29](勝率37%、複勝率53%)の好成績を残しています(データは2015年1月4日~2015年7月20日)。
「上がり時計の速さ」が実戦に直結しており、2015年1月~7月までのJRA重賞6勝(GⅠ4勝含む)が該当しています。

坂路調教は体調維持を目的に使用します。
連戦で強めの調教が必要ない馬が利用します。

「好走時計」は[4F55‐56秒台、3F40‐41秒台、1F13秒前半]。


テンションが高い馬がリキみを抜くために登坂するケースもあります。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.堀宣行調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
サトノクラウン/牡5/里見治氏/ノーザンファーム
アルバート/牡6/林正道氏/ノーザンファーム
ネオリアリズム/牡6/キャロットファーム/ノーザンファーム
マローブルー/牝6/金子真人ホールディングス/日高大洋牧場
オコレマルーナ/牡8/金子真人ホールディングス/社台ファーム
マウントロブソン/牡4/金子真人ホールディングス/ノーザンファーム
キャンベルジュニア/牡5/吉田和美氏/Katom,Chel
ゴールデンバローズ/牡5/猪熊広次氏/CrossedSab
サザナミ/牝5/グリーンファーム/社台ファーム
ベルキャニオン/牡6/金子真人ホールディングス/ノーザンファーム


まとめ


以上が堀宣行調教師の特徴についてでした。
2014年の秋から「6F追い」を導入しました。
また、直前の追い切りは南馬場ウッドコースの「4F追い」に特化して、より実戦を想定して、瞬発力の強化を図っています。
今年の堀宣行厩舎は、京都記念(GⅡ)と宝塚記念(GⅠ)のサトノクラウン、中山記念(GⅡ)ネオリアリズム、ダイヤモンドS(GⅢ)のアルバートなどが重賞レースで勝利をあげています。


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