新潟芝1800/3歳上500万下を亀谷敬正氏が予想!血統理論とは?

2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第21回放送分から、2017年8月27日（日）の新潟競馬場6レース、3歳以上500万下芝1800ｍの予想方法について解説いたします。
このレースは、番組出演者であります横山ルリカ氏がセレクトしたレースとなります。


このレースは、亀谷敬正所長が馬券勝負に選んだレースではなく、横山ルリカ氏が勝負レースとして選んだレースです。
亀谷敬正所長は、このレースについてはおそらく、上位人気の馬での決着となると予想しており、勝負を避けたい意向だったようです。
つまり、血統予想は荒れるレースの方が傾向が出やすく、予想がしやすいのですね。
したがって、番組内では横山ルリカ氏の本命馬の解説だけで、亀谷敬正所長の本命馬に関する解説はありませんでした。

1.亀谷敬正所長〇ジェードグリーンの考察

〇18.ジェードグリーン（1番人気/単勝3.4倍/3歳牡馬）

※18.ジェードグリーンは横山ルリカ氏の本命馬です。

ジェードグリーンは、天栄の育成で父がカンパニーです。
カンパニーは、中距離の王道血統で末脚をのばし勝負するタイプです。
そして新潟芝1800ｍは、よくトレーニングをしている馬が走るコースであり、ダービーで勝利するようなタイプの馬に適しています。
父カンパニーもそうなのですが、母ドレスデングリーンの方が、そういった適性を色濃く出しています。
母父がサンデーサイレンス系のアグネスタキオンで、さらに母母がグリーンポーラであり、クラシックレースで結果を出している牝系の積み重ねなのです。

また、カンパニー自身も2007年の新潟関谷記念で後方から差し切って勝利しており、新潟の芝レースで結果を残しています。
新潟はためて直線勝負向きの馬場ですので、このジェードグリーンには向いていると思います。


その他の印は以下のとおりです。

◎12.ミネット（7番人気/単勝16.3倍/4歳牝馬）
▲13.レッドマジュール（2番人気/単勝5.1倍/5歳牝馬）
△1.アンドトゥモロー（10番人気/単勝31.6倍/5歳牝馬）
△3.ジュンヴァリアス（5番人気/単勝8.9倍/3歳牡馬）
△4.ワンダープチュック（4番人気/単勝7.5倍/3歳牡馬）
△6.スパークルメノウ（6番人気/単勝10.6倍/3歳牡馬）
△7.アピールバイオ（9番人気/単勝27.1倍/3歳牝馬）
△17.コイヲダキシメヨウ（3番人気/単勝6.2倍/3歳牝馬）
血印14.マツリダウメキチ（11番人気/単勝36.4倍/3歳牡馬）

※血印：血統的に期待値が高い馬

2.レース結果

1着13.レッドマジュール（2番人気）
2着4.ワンダープチュック（4番人気）
3着18.ジェードグリーン（1番人気）

亀谷敬正所長の懸念していた通り、1着馬が2番人気、2着馬が4番人気、4着馬が1番人気と、上位人気の馬が独占する形になってしまいました。
そしてこのレースに対して亀谷敬正所長は、控えめに9,300円の投資でしたが、残念ながら的中することはできませんでした。