阪神ダート1400/3歳未勝利戦を亀谷敬正氏が予想!血統理論とは?

2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第19回放送分から、2017年4月9日（日）の阪神競馬場2レース、3歳未勝利戦、ダート1400ｍの予想方法について解説いたします。
この日の阪神競馬場の天気は雨でダートは不良馬場です。

1.亀谷敬正所長本命メイショウバンカラの考察

◎11.メイショウバンカラ（6番人気/単勝16.5倍/3歳牡馬）

父エンパイアメーカーですが、エンパイアメーカーの仔はすごくクセがあり、軽いダートで先行できる馬だけ買えばかなりの高確率で当たります。
日本のダートの場合、雨が降って水分を含んでいるダートの方が時計は速くなります。
つまり、走りやすいダートですので軽いダートということです。
軽いダートの方がアメリカの中距離でスピードを持続できるような血統、つまり本場のアメリカ血統が走りやすくなります。

アメリカ血統の例をだしますと、アロゲートはアンブライドルズソング産駒で、2016年のBCクラシックや2017年のドバイワールドカップなどGⅠレースで4勝あげました。
また、2017年のロンジンワールドベストレースホースランキング1位となった強い馬です。

先行して残るような高速ダートは、アメリカ血統にはかないません。
エンパイアメーカー産駒は、水分を含んだダートで先行馬が残るレースになるとメチャクチャ強さを発揮します。

母サイコーキララなのですが、この馬は桜花賞で敗れたものの1400ｍにはメチャクチャ強い馬でした。
芝の1400ｍでも前に行けるスピードがある馬なので、このコースは芝スタートなので飛び出して行けると思います。


その他の印は以下のとおりです。

〇15.ランバージャック（1番人気/単勝2.0倍/3歳牡馬）
▲4.シンゼンムサシ（7番人気/単勝19.6倍/3歳牡馬）
▲8.グロワールシチー（3番人気/単勝5.2倍/3歳牡馬）
▲13.サンライズマジック（2番人気/単勝4.5倍/3歳牡馬）
☆16.スズカブラック（9番人気/単勝53.7倍/3歳牡馬）

2.レース結果

1着15.ランバージャック（1番人気）
2着11.メイショウバンカラ（6番人気）
3着7.メイクミーハッピー（8番人気）


亀谷敬正所長は10,800円の投資でしたが、残念ながら的中することはできませんでした。
1着2着が亀谷敬正所長の本命馬と対抗馬となりましたが、3番手の馬を絞り過ぎたために馬券については外してしまいました。
しかし、6番人気で2着と好走したメイショウバンカラを本命にする予想はお見事でした。
この日のダートの不良馬場と血統適性を見事に読み切った予想だったと思います。