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スタチューオブリバティとは?代表産駒や血統・現役時代を公開! [競馬]



今年の3月に開催されたGⅠ高松宮記念で勝利したのはビッグアーサー。
実は、そのレースで隠れた活躍を見せてくれたのが、16番人気の低評価でありながら4着と貢献したアクティブミノル。
実はこのアクティブミノルなのですが、2014年のGⅠ朝日杯フーチュリティステークスにおいて9番人気で5着と頑張りました。

今一つ大きなレースで勝ち切れない馬ではありますが、突如好走する馬。
実は、このアクティブミノルの父がスタチューオブリバティです。
今のところ、強力な産駒はおりませんが、今回はスタチューオブリバティの血統と現役時代、産駒についてまとめてみました。

スタチューオブリバティとは!その血統とは?


スタチューオブリバティは2000年生まれのアメリカ産馬。

父ストームキャット。ストームキャトは2013年に逝去。
ジャイアンツコーズウェイを筆頭に後継種牡馬も多く、北米におけるノーザンダンサー系の主流父系として発展しています。
日本ではキズナ、ロードカナロア、ラキシスの母の父として存在感を示しています。

母系は半兄にレモンドロップキッド(ベルモントステークスGⅠ)、近親にエーピーインディ(BCクラッシックGⅠ)、サマースコール(プリネークスステークスGⅠ)兄弟、デュークオブマーマレード(“キングジョージ”GⅠ)、ルーラーオブザワールド(英ダービーGⅠ)兄弟などGⅠ勝ち馬は多数います。
母の父シアトルスルーの産駒にエーピーインディ。
したがいまして母チャーミングラッシーはエーピーインディと3/4が同じ血統構成となります。


スタチューオブリバティの現役時代は?


アイルランド、イギリス、北米で通算7戦2勝。
主な勝ち鞍は、コヴェントリーステークス(GⅢ・6F)。
サセックスステークス(GⅠ・8F)2着。

キーンランドの1歳セリ市において130万ドルで取引され、馬名は“自由の女神像”ながら、馬主はクールモア・グループJ・マグナー夫人&M・テーバー氏、管理するのはアイルランドのA・オブライエン調教師。
現在の欧州競馬会を席巻する顔ぶれです。

使えるなら使うのがオブライエン流で、2歳4月には早くもデビュー。
ここを3/4差勝ちするとイギリスに遠征してのロイヤルアスコット開催、コヴェントリーステークスでは本命馬として参戦します。
中団からゴール前で抜け出し、デビューから2連勝としました。
オブライエン調教師にとっては1999年にもファスリエフで制しており、通算4度目の優勝でした。

この後は長期休養を余儀なくされ、復帰したのが翌年のロイヤルアスコット開催でのセントジェームズパレスステークス。
2000ギニーから続く、欧州3歳マイルGⅠ路線を締めくくるレースです。
ここは1年ぶりの実績もあって8着に敗れましたが、マイルの“キングジョージ”サセックスステークスでは2着惜敗も潜在能力の高さを示しました。
後方から末脚を伸ばし、勝ち馬リールバディにアタマ差まで迫り、セントジェームズパレスステークス優勝のザフィーンに先着しました。
しかし、フランスへ遠征してのムーランドロンシャン賞GⅠは中団のまま9着。
凱旋門賞前日のダニエルヴィルデンシュタイン賞GⅡも7着に敗れ、秋2戦は不本意の結果に終わりました。

このあとアメリカへ遠征します。
ブリーダーズC当日に行われたサンタアニタ競馬場でのダート8.5F、シービスケットHに出走するも後方のまま8着。
この一線を最後に現役を退きました。


スタチューオブリバティの代表的な産駒は?


ヘイリスト(マニカトステークスGⅠ・1200m)
ミックマック(メムシーステークスGⅡ・1400m)
ダンバロネス(MVRCシャンペンステークスGⅢ・1200m)
アクティブミノル(セントウルステークス)
キクノストーム(カペラステークス)
ラズールリッキー(福島2歳ステークス)
カシノピカチュウ(ラジオNIKKEI賞2着)
ハルイチバン(六甲ステークス)
フミノファルコン
ビッグリバティ
サングラス
ホッコーアムール


アクティブミノル セントウルS G2 2015/09/13 阪神11R


以上が、スタチューオブリバティについてでした。
今後の産駒の活躍は謎ですが、もしかしたら活躍馬が多くでてくるかも?
期待したいところですね。
ご参考にしていただければと思います。


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