日本人より日本を愛するイタリア人騎手ミルコ・デムーロが素敵過ぎる!

お馴染みのミルコ・デムーロ騎手。
イタリア人であるミルコ・デムーロ騎手は、２０１５年３月１日から、ＪＲＡ所属の騎手となり、日本で騎乗しています。
それまでは、短期免許で来日していましたが、ＪＲＡ所属騎手となった現在は、拠点を日本におき、大活躍の日々を送っています。
今回は、日本が大好きな、ミルコ・デムーロ騎手についてまとめてみました。

侍！ミルコ・デムーロとは？

ミルコ・デムーロ騎手といえば、なんといっても日本が大好き。
印象的なのが、２０１１年３月２６日に、ヴィクトワールピサで挑戦した、ドバイワールドカップ。
結果は、見事に勝利！
でも、みなさん、２０１１年の３月といえば、何があったか覚えていますか？
そうです。東日本大震災が発生した月なのです。
忘れもしない２０１１年３月１１日。命をなくした方が１５，０００人以上。行方不者が４，０００人以上もだした大災害でした。
そういった、日本中が悲しみに暮れる中、ミルコ・デムーロ騎手は、喪章を付け、ドバイにてレースに臨みました。
そして、見事に勝利したのです。
ヴィクトワールピサに騎乗していたミルコ・デムーロ騎手は、まず、イタリア人でありながら日章旗を振ってウイニングランを行いました。
その後、馬上の地元のインタビュアーの人に向かって、腕の喪章に手をやり、「信じられない。日本のために祈っていた。日本を愛している。ありがとう。」と涙を流しながら答えたのです。
もう、感動ものでした。
自分も、当時は思わず涙を流しました。

その当時の動画を貼っておきます。ご覧ください。

2011.03.26 ドバイレース後１～ウイニングラン,インタビュー,合田氏コメ

天皇賞で見せたミルコ・デムーロの日本愛！

そして、また見せてくれました。
２０１２年１０月２８日に行われた天皇賞（秋）。
天皇皇后両陛下が観戦に見えられていたこの天皇賞で、エイシンフラッシュに騎乗し見事に勝利したミルコ・デムーロ騎手。
ウイニングランを終えたあと、スタンドの天皇皇后両陛下に対し、なんと、下馬して跪座の形で最敬礼を行ったのです。
会場は大歓声につつまれました！
実は、ルールでは下馬してはいけない事になっているのですが、ＪＲＡ側も審議対象にはなりましたが不問にするという、なんとも素敵な対応をみせてくれました。
自分も、リアルタイムでこのシーンを見て、思わずジーンと来てしまいました。

その時の動画も貼っておきますね。
【天皇賞秋】M・デムーロが天皇皇后両陛下に最敬礼【名シーン】


最敬礼だけじゃない！ミルコ・デムーロ騎手の親日エピソードがスゴイ

ミルコ・デムーロの娘さんの輝きが凄い！

ミルコ・デムーロ騎手が、ＪＲＡ所属の騎手となってからは、家族を母国に残し、日本で寂しい一人暮らしをしていました。
そんな状況だったのですが、今年になり、奥さまと二人の娘さんを日本に呼び寄せ、一緒に生活することを決心したのです。
そのシーンが今年の４月に放映された情熱大陸で紹介されていました。
とても、きれいな奥さまと、最高に言葉のセンス抜群の娘さんが印象的でした。
ミルコ・デムーロ騎手は、日本食が大好きなのは有名な話なのですが、中でも納豆が大好きなのです。
テレビでは、ミルコ・デムーロ騎手が一人納豆を食べるシーンがありました。
それに対する娘さんの発言が、信じられないほどのセンスを感じさせる発言だったのです。
その発言がこれです。

「箱の中身を食べるか箱を食べるかって聞かれたら箱を食べるわ」

番組自体、とても面白い内容だったのですが、一番印象に残ったのが、まだ幼い娘さんの上記の発言でした。

動画を貼っておきます。

情熱大陸　ミルコ・デムーロ　4月17日 160417


ミルコ・デムーロ騎手におかれましては、今後のますますの活躍を期待します。
また、ご家族と一緒に生活をされて、幸せに生活していただければと思っています。
自分は、ずっと応援しています。