SSブログ

種牡馬キンシャサノキセキを詳しく分析!どんな馬? [競馬]



先日は、モハメド・アリ氏の逝去に伴い、キンシャサノキセキの由来について記載させていただきました。
そのキンシャサノキセキとは、どのような馬なのか?
ということで、本日は、このキンシャサノキセキについて、詳しく分析したいと思います。

スプリンター!キンシャサノキセキの血統とは?


父フジキセキは4戦4勝、朝日杯3歳ステークス、弥生賞の勝ち馬です。
オーストラリアでもシャトル供用され本馬は当地での生産馬になります。
フジキセキの最後の種付けは2010年で、たすきを渡すように11年からキンシャサノキセキが種付けを開始するようになりました。

母ケルトシャーンは、レース経験はありません。
半姉の仔にアブソリュートリー(ATCオークス)。祖母フェザーヒルの仔に、種牡馬グルームダンサー(リュパン賞)、近親にファルコ(仏1000ギニー)がいます。
母父プレザントコロニーはケンタッキー・ダービーとプリークネスステークスの米国二冠馬です。タップダンスシチーの父の父でもあり、晩熟の成長力が魅力といわれています。

キンシャサノキセキの現役時代を振り返る


中央競馬では31戦12勝。
主な勝ち鞍は、高松宮記念2勝、阪神カップ2勝、スワンステークス1勝、オーシャンステークス1勝、函館スプリントステークス1勝。
スプリンターズステークス2着2回。

以前も紹介したとおり、キンシャサノキセキはオーストラリア生まれの異色のサラブレッドです。
誕生月が9月のため、同期生の中では半年ほど遅生まれのハンデがありながら、新馬から2連勝します。
NHKマイルカップでは安藤勝己騎手を背に、3着に入りました。

4歳でオープン特別を2勝します。

5歳の高松宮記念は岩田康誠騎手を背に、4番手から直線で先頭に躍り出ると、ゴール寸前でファイングレインに差されたものの2着に入る好走。フジキセキ産駒のワンツーだったのです。

続く函館スプリントステークスで重賞初勝利をあげると、スプリンターステークスは前半やや折り合いを欠きながら、スリープレスナイトの2着にくい込みます。テン33秒台の軽やかなスピードと、ピリッと切れる一瞬の末脚が持ち味でした。

しかしキンシャサノキセキが本物になったのは、この後なのです。

6歳秋のスワンステークスから、阪神カップ、7歳のオーシャンステークスと3連勝を決めて、2010年の高松宮記念は堂々の1番人気。四位洋文騎手を背に中団で折り合い、直線は馬場の三分どころから抜け出しを図ります。外から強襲するビービーガルダンとエーシンフォワード、内から迫るサンカルロらを抑え、5着まで0秒1差の大接戦をハナ差でしのぎ切って見事に勝利。

2010/03/28 第40回 高松宮記念(GⅠ)【キンシャサノキセキ】


秋のスプリンターステークスはウルトラファンタジーの2着(3位入線)。

阪神カップで連覇を果たすと、8歳の高松宮記念もリスボリ騎手を鞍上に連覇達成します。年齢が嫌われたか3番人気にとどまったが、サンカルロ以下に1馬身差4分の1差をつける危なげない完勝でした。

ここで突然の引退発表。

父のフジキセキが種付け中止という緊急事態を受けての、急遽の社台スタリオン入りだったといわれています。

キンシャサノキセキの代表的な産駒は?


シュウジ(小倉2歳S)、サフィロス(カンナS)、マレボプール(クリスマスローズS)、アドマイヤモラール(京王杯2歳S2着)、サイモンゼーレ(小倉2歳S2着)、フレンチイデアル(すずらんS2着)、バシウスライオン(クリスマスS2着)、オフクヒメ(フェニックスS2着)などなど。

中でも、注目したいのが、以下の馬です。

シュウジ
半兄ツルマルレオンは芝1200の重賞勝ち。この馬も今後は短距離馬に落ち着くのではといわれています。

アドマイヤシャイン
母はダート馬のブロードアピール。休み明けは今いちですが、叩き2戦目の連帯率は100%です!

マレボプール
活躍馬の多い牝系。芝の快速馬というよりは、時計の速くない芝やダートの短距離で走りそう。

以上が、キンシャサノキセキについてでした。
産駒には、今後も注目していきたいですね!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。