SSブログ

ヴァーミリアンとは?スカーレット一族の砂の王者!現役時代等を分析! [競馬]



カネヒキリとともに、ダート競馬界を盛り上げた立役者ヴァーミリアン。
日本の競馬界は、どちらかというと芝重賞が多く、注目も芝のレースに向きがちです。
しかし、ダート界にも、物凄い実績を残したスーパースターがいたのです。
ということで、今回はヴァーミリアンの血統と現役時代、産駒についてお伝えします。

ヴァーミリアンとは!その血統とは?


ヴァーミリアンは2002年生まれ。

父エルコンドルパサーはジャパンカップ、NHKマイルカップ、サンクル―大賞などに勝ち、1999年凱旋門賞でモンジューと一騎打ちの2着。
本馬のほか、ソングオブウインド(菊花賞)、サクラオリオン(中京記念)、ルースリンド(大井金盃)が後継種牡馬になっています。

母スカーレットレディは1勝。
半兄サカラート(東海ステークス)、半弟キングスエンブレム(シリウスステークス)、半弟ソリタリーキング(東海ステークス)と、兄弟4頭がダート重賞勝ち。
甥っ子ダノンリバティ(BSN賞)もダート重賞2着2回。

祖母スカーレットローズの全妹の仔にダイワメジャー、ダイワスカーレット、ダイワルージュらスカーレット一族。


ヴァーミリアンの現役時代は?


国内32戦15勝、ドバイ2戦0勝。
主な勝ち鞍、フェブラリーステークス、ジャパンカップダート、ラジオたんぱ杯2歳ステークス、JBCクラシック3連覇、帝王賞、東京大賞典、川崎記念2回。
なんと重賞13勝。

ヴァーミリアンを讃えるのに、適切な記録はどれだろう。
テイエムオペラオーをしのぐGⅠ計9勝。
アドマイヤドンに続くJBCクラシック3連覇。
2歳から8歳まで7年連続の重賞勝利も光ります。
交流重賞のハイレベル充実期を代表するダートの名馬です。

2歳でラジオたんぱ杯に勝利。
皐月賞12着を経てダート路線に転じ、船橋のダイオライト記念など、3・4歳で交流GⅡを3勝。
大化けしたのは5歳でした。

川崎記念で地方の雄アジュディミツオーを6馬身ちぎり捨て、ドバイワールドカップは4着。
大井のJBCクラシックでフリオーソに4馬身差、東京のジャパンカップダートをレコード勝ち、暮れの東京大賞典で再びフリオーソに4馬身差の完勝劇。
容赦のない勝ち方を続けます。

6歳になり、マイルの距離を疑問視されたフェブラリーステークスも突破。
ドバイワールドカップは大差敗退も、園田のJBCクラシックで連覇達成。
続くジャパンカップダートは3着、東京大賞典は2着と、いずれもカネヒキリの後塵を拝する。
ルメール騎手のカネヒキリと武豊騎手のヴァーミリアンが叩き合った、この2008年東京大賞典は史上最高レベルで、サクセスブロッケン、ブルーコンコルドらと、迫力ある激闘を年の瀬に繰り広げました。
前日の有馬記念が低調なメンバーで、引退戦のダイワスカーレットが楽に逃げ切った内容の淡白さと対照的でした。

7歳でズブさを見せるようになるが、帝王賞と名古屋のJBCを勝ち、8歳の川崎記念が9つ目のGⅠタイトルになりました。
総賞金11億3285万円。
サンデーレーシングでの募集価格2400万円の50倍近くを稼いだことになります。


2010年12月18日 ヴァーミリアン引退式


ヴァーミリアンの代表的な産駒は?


ノットフォーマル(フェアリーステークス)
グラスエトワール
ダイワインパルス
ラインシュナイダー
ビスカリ
アパッショネイトラン



以上が、ヴァーミリアンについてでした。
ヴァーミリアンの成績ももちろん輝かしいのですが、凄いのは長きにわたり活躍し続けたこと。
こういった馬が今後も現れることを期待したいですね。
特に、この馬の産駒には強く期待したいところ。
それにしても、スカーレット一族、凄いですね!
ご参考にしていただければと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。