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高木登調教師とは!高木登厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



高木登調教師は美浦所属で1965年生まれです。
初出走が2007年で、主な管理馬は2004年のアンタレスステークス(GⅢ)、武蔵野ステークス(GⅢ)で2着と好走したサイレンスボーイや、2008年のフローラステークス(GⅡ)を制覇したレッドアゲートなどがいたほか、現役では2014年の毎日杯(GⅢ)を制覇したマイネルフロストなどがいます。
今回は、高木登調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.高木登調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第62位
勝利数20回/2着21回/3着21回/着外202回
重賞:17戦1勝
芝:115戦6勝
ダート:145戦14勝
勝率:.076
連対率:.155
複勝率:.235
獲得賞金:44,114.1


2.高木登調教師の特徴!


高木登厩舎は2014年のスプリンターズステークス(スノードラゴン)で開業8年目にしてGⅠ初制覇を果たしました。
スノードラゴンのタフな末脚を築き上げた原動力は「坂路2本追い」のハードトレーニングです。
開門、あるいはハロー掛けから20分後の馬場状態が荒れた時間帯に登坂します。
「上がり3F重視」の調整を行い、外目を回ってビッシリ負荷を掛けていきます。

「好走時計」は[4F53-54秒台、3F38-39秒台、1F12秒台]


が目安となります。
3F目を13秒台で入り、ラスト2F目に12秒台の最速ラップを計測します。
加速を続けた状態でラスト1Fを12秒台でまとめれば合格点です。
「馬なり」で駆け上がる脚力があれば「好状態」と判断できます。
「美浦坂路」の調教パターンを脚色:馬なり、3F40秒4以内、1F13秒3以内に設定した場合、[4-0-2-7](勝率31%、複勝率46%)の好成績です(データは2015年1月4日~2015年7月13日)。

芝中距離重賞を制したマイネルフロスト、ウイーンマーレライは坂路(1本追い)→南馬場ウッドコース(6F追い)の「インターバル調教」を行っていました。

「好走時計」は[5F68-69秒台、4F53-54秒台、1F13秒台]。


併せ馬では「同時入選」が基本ですが、「併せ先着」のケースは好調の証となります。
「南馬場ウッドコース」の調教パターンを併せ調教:併せ先着、4F55秒1以内、3F40秒4以内、1F13秒2以内、コース取り:5分以上に設定した場合、(3-1-0-2](勝率50%、複勝率67%)と抜群の成績を収めています(データは2015年1月4日~2015年7月13日)。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.高木登調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
スノードラゴン/牡9/岡田牧雄氏/イワミ牧場
サウンドトゥルー/セ7/山田弘氏/岡田スタツド
マイネルフロスト/牡6/サラブレッドクラブラフィアン/競優牧場
ルールソヴァール/セ5/ノルマンディーサラブレッドレーシング/岡田スタツド
ディアコンチェルト/牡5/ディアレストクラブ/八田ファーム
ペイシャフェリシタ/牝4/北所直人氏/友田牧場
ハルクンノテソーロ/牡3/了徳寺健二氏/長浜牧場
エルドリッジ/牡7/一村哲也氏/桑原牧場
オルレアンローズ/牝4/ノルマンディーサラブレッドレーシング/ヒカル牧場
ホワイトフーガ/牝5/西森鶴氏/梅田牧場


まとめ


以上が高木登調教師の特徴についてでした。
高木登厩舎は坂路「2本追い」のハード調教を行います。
特に、外目を回ってビッシリと追います。
今年の高木登厩舎は、マイネルフロストが七夕賞(GⅢ)新潟大賞典(GⅢ)で2着、鳴尾記念(GⅢ)で3着と重賞レースで好成績を残しています。


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