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須貝尚介調教師とは!須貝尚介厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



須貝尚介調教師は栗東所属で1966年生まれです。
初出走が2009年で、主な管理馬はGⅠ6勝の輝かしい成績を残したゴールドシップや2014年のドバイデューティフリー(GⅠ)や安田記念(GⅠ)を制覇したジャスタウェイなどがいたほか、現役では2016年の阪神カップ(GⅡ)を制覇したシュウジなどがいます。
今回は、須貝尚介調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.須貝尚介調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第16位
勝利数33回/2着40回/3着56回/着外218回
重賞:48戦3勝
芝:240戦23勝
ダート:107戦10勝
勝率:.095
連対率:.210
複勝率:.372
獲得賞金(万円):85,819.7


2.須貝尚介調教師の特徴!


開業2年目の2010年から8年連続20勝以上をマークしています。
2014年(JRA41勝)には2012年(JRA46勝)に続く、2度目の40勝の大台に到達しました。
JRA重賞はGⅠ11勝を含む28勝を挙げており、2015年にはゴールドシップが3度目の挑戦で天皇賞・春を制し、6度のGⅠ制覇という偉業を成し遂げました。

調教方法は「栗東坂路」主体の調整スタイルです。
2015年1月4日~2015年7月27日までの栗東トレセンで行った直前追い切り(総数160回)では栗東坂路(151回)の占有率が94%を占めます。
週に5日、栗東坂路に入り、運動量を増やすことで体力作りに専念しています。

間隔別成績では2ヶ月以上の休養明けは[1-5-4-37](勝率2%、複勝率21%)と苦戦していますが、実戦で掛かる負荷を生かして体力向上に繋げます。
休み明け3~5戦目が[6-6-5-30](勝率13%、複勝率36%)とレースを使う度に調子を上げていきます(2015年1月4日~2015年7月27日)。

調教での負担を極力抑えているので中1~2週で[7-4-6-49](勝率11%、複勝率26%)と良績を残しています(2015年1月4日~2015年7月27日)。

直前追い切りは開門、あるいはハロー掛け後の整地された馬場で行います。
4F目を14秒台で入り、ラスト1Fで最速ラップの12秒前半を計測します。
スピードを持続した状態でラスト1Fを12秒台でまとめれば合格点です。

「好走時計」は[4F52-53秒台、3F38-39秒台、1F12秒台]。


栗東坂路の調教パターンを脚色:馬なり~強め、4F53秒5以内、3F39秒1以内、1F12秒8以内に設定した場合、[5-1-3-12](勝率24%、複勝率43%)の好成績を収めています(2015年1月4日~2015年7月27日)。

上がり時計の速さが体調の良さを示しており、気まぐれな印象があるゴールドシップもラスト1Fを12秒4以内にまとめた場合、6戦5勝の好成績を残していました。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.須貝尚介調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
シュウジ/牡4/安原浩司氏/浜本牧場
アドマイヤリード/牝4/近藤利一氏/ノーザンファーム
アルバートドック/牡5/G1レーシング/社台コーポレーション白老ファーム
ブラヴィッシモ/牡5/金子真人ホールディングス/社台ファーム
ダイシンサンダー/牡6/大八木信行氏/グランド牧場
アドマイヤゴッド/牡5/近藤利一氏/ノーザンファーム
シュテルングランツ/牡6/グリーンファーム/社台ファーム
サージェントバッジ/牡5/大塚亮一氏/ノーザンファーム
アドマイヤランディ/牡6/近藤利一氏/ノーザンファーム
アグリッパーバイオ/牡6/バイオ/ノーザンファーム


まとめ


以上が須貝尚介調教師の特徴についてでした。
須貝尚介調教師は、個性派のGⅠ馬を輩出する革命児です。
坂路調教では上り時計の速さに注目が必要です。
今年の須貝尚介厩舎は、ヴィクトリアマイル(GⅠ)でアドマイヤリードが勝利、GⅠ制覇を達成しています。


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