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松田国英調教師とは!松田国英厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



松田国英調教師は栗東所属で1950年生まれです。
初出走が1996年で、主な管理馬は2004年のNHKマイルカップ(GⅠ)と日本ダービー(GⅠ)を制覇した変則2冠馬キングカメハメハや2008年の有馬記念(GⅠ)などGⅠ4勝でしかも全レースでの連対率100%のダイワスカーレットなどがいたほか、現役では2014年の京都新聞杯(GⅡ)を制覇したハギノハイブリッドなどがいます。
今回は、松田国英調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.松田国英調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第20位
勝利数31回/2着18回/3着23回/着外168回
重賞:9戦2勝
芝:100戦8勝
ダート:124戦21勝
勝率:.129
連対率:.204
複勝率:.300
獲得賞金(万円):51,806.2


2.松田国英調教師の特徴!


クロフネ、タニノギムレット、キングカメハメハ、ダイワスカーレットなど数多くのGⅠ馬を輩出しました。
2001年から2008年までの8年間でJRAGⅠを11勝していますが、2009年以降は2勝に留まっています(2017年10月末時点)。
2014年と2015年は20勝に到達できず少し調子を落としていましたが、2016年に再び30勝(31勝)の大台に到達しました。

調教方法は栗東坂路「2本追い」と栗東坂路(1本追い)→栗東CW(6F追い)のインターバル調教の2本立てです。
栗東随一のハードトレーニングが持ち味ですが、最近は激務に耐えられる馬が少なく、オーバーワークになるケースが多いです。

中間の乗り込み量は豊富なので、直前追い切りは息を整える程度で十分です。
併せ馬で負荷を掛ける必要はないので「単走追い」が理想です。
栗東CWコースで4F目から上がり重点の調整を行い、ラスト1Fで加速を促します。
粟束CWコースの調教パターンを併せ調教:単走、4F53秒7以内、3F39秒7以内、1F13秒2以内、コース取り:6分以上に設定した場合、[2-2-4-2](複勝率80%、複勝回収率229%)の好成績を収めています(データは2015年1月4日~2015年7月20日)。

2015年の函館記念では函館ウッドコースで「4F追い」を行ったハギノハイブリッド(調教時計:4F56秒8-3F41秒0-1F12秒7⑧馬なり)が2着(10番人気)に激走しました。
マツクニらしくない「馬なり調教」が復活の糸口だったのかもしれません。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.松田国英調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
ハギノハイブリッド/牡6/日隈良江氏/社台ファーム
サトノファンタシー/牡4/里見治氏/下河辺牧場
ウォンテッド/牡7/谷水雄三氏/カントリー牧場
ハギノパトリオット/セ5/日隈良江氏/エクセルマネジメント
レッドサバス/牡5/東京ホースレーシング/社台ファーム
カラクプア/牡4/ノースヒルズ/パカパカファーム
ナンヨーマーク/セ6/中村徳也氏/下河辺牧場
マコトサダイジン/セ6/ディアマント/新冠橋本牧場
ダノンロッソ/牡3/ダノックス/ノーザンファーム
タイムフライヤー/牡2/サンデーレーシング/社台コーポレーション白老ファーム

まとめ


以上が松田国英調教師の特徴についてでした。
松田国英厩舎は、栗東随一の調教量を誇っています。
坂路「2本追い」は健在です。
今年の松田国英厩舎は、愛知杯(GⅢ)でマラムデールが4着と好走、重賞レースで好成績を残しています。


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