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東京芝1400を血統理論で攻略!好走血統は?亀谷血統理論とは? [競馬血統研究所/亀谷敬正血統理論]



2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第23回放送分から、2017年10月9日(月)の東京競馬場8レース、3歳上500万下芝1400mの予想方法について解説いたします。


1.亀谷敬正所長本命カンバンムスメの考察


◎6.カンバンムスメ(12番人気/単勝47.7倍/3歳牝馬)

父アドマイヤマックス、母父タイキシャトル、両方とも芝1200m芝GⅠの実績をあげているため、短距離適性はかなり高いものと判断されます。
また、ここ2走は1500mを使ってきたのですが、今回1400mへの距離短縮がプラスに働くものと思われます。

東京の芝1400mは「スピード型+インコース」が恵まれるケースが多いため、内枠でスピード馬であるカンバンムスメにとっては有利になると予想されます。
6枠より外にスタミナ型の人気馬が全て揃っていることも好条件で、内枠のスピード馬の方が期待値は高いと思われます。

カンバンムスメは3走前に初めて芝を使っているのですが、そのレースでいきなり33秒台の上がりタイムを出していることからも芝適性は高いと判断できます。
さらに前走は札幌で、洋芝の札幌から軽い東京にかわることでますます適性が当てはまり好結果につながると思われます。

前走はスタミナ型の馬場だったためバテたのですが、スピードが持ち味の馬はバテて当然であり、その結果大惨敗となったのですが、前走着順は全く問題ではありません。
つまり、前走が惜敗なのか大惨敗なのかは判断基準にはしない方がよいでしょう。
たとえば、サトノダイヤモンドはスピードが持ち味の馬だったことから、逆にスタミナを要する凱旋門賞ではバテたのであり、それと同じ論理なのです。


2.亀谷敬正所長△キングリッドの考察


△16.キングリッド(1番人気/単勝2.6倍/3歳牡馬)

父キングカメハメハで母父ディープインパクトのため、飛び抜けた速いあがりを使う可能性があります。
この末脚がレースにピッタリはまると勝つ可能性はあると思われます。
末脚はメンバーの中で1次元上です。

中距離の王道血統で、短距離向きのスピード血統ではありません。
しかし、レース展開により足をためることができるならば、飛び抜けたあがりを使う可能性があります。


3.亀谷敬正所長△スカルバンの考察


△18.スカルバン(2番人気/単勝4.4倍/3歳牡馬)

父タイキシャトルなので、血統的には合っています。
父がスピード血統に対し、母父がストームバード系なので、スピードよりもパワーにシフトした血統です。
また、外からの先行策だとすればさらにロスがあります。

2017年5月28日にカンバンムスメと直接対決しています。
このレースでスカルバンは、芝の1600mから1400mへの短縮で騎手がデムーロだったのですが、これはローテーションなど様々な有利な条件がそろいました。
一方のカンバンムスメは、ダートからいきなりの芝替わりのほか、出遅れて戸惑いもあったにもかかわらず、あがりタイムはカンバンムスメの方が上、しかも全体のタイム差も0.2秒しかなかったのです。

東京芝1400mは、馬場がフラットなのであればインコースの方が有利になるケースが多いです。
また人気馬が、ジョッキーの判断で差しを決めようと思い、仕掛けを遅らせようとするとますます内が有利になります。
1番人気のキングリッドは強い馬なのですが、2番人気のスカルバンならば十分逆転可能と判断できます。
今回のレースの枠順やローテーションを考慮すればスカルバンよりはカンバンムスメが勝つと予想されます。


4.亀谷敬正所長無印ラッシュハートの考察


無印11.ラッシュハート(3番人気/単勝8.1倍/3歳牝馬)

牝系はボールドルーラーの血を持ち、前向きな血統で、1400mより1200mの方が適性はあると思われます。
半兄に新潟1000直で2着のダイトウキョウがいます。

1200m向きの気性の馬だったことから、前走が1600mから1200mへの距離短縮で好走したのですが、結果は展開が向かず4着に敗退となりました。
今回は1200mから1400mへの距離延長なので、パフォーマンスをあげる要素はなくむしろマイナスだと思われます。

なおかつ後ろからの競馬なので、それもプラスにはならないと判断できます。
後からの競馬で上位に来るのはキングリッドだけだと思っています。


5.レース結果




1着18スカルバン
2着16キングリッド
3着6カンバンムスメ

3連複13,350円
3連単61,050円

1着は、カンバンムスメは負けないと思われた2番人気スカルバン。
2着は実力馬の1番人気キングリッド。
3着に、亀谷敬正所長の本命馬12番人気のカンバンムスメが入りました。

亀谷敬正氏はこのレースで56,700円の投資、ワイド・3連複・3連単的中366,900円の払い戻しとなりました。

お見事ですね。


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