京都ダート1200/4歳上500万下を亀谷敬正氏が予想!血統理論とは?

2015年から放送が開始された競馬血統研究所。
大体、月1回ペースで放送され、亀谷敬正所長の血統理論による馬券の攻略方法を指導してくれます。
今回は、この競馬血統研究所の第20回放送分から、2017年5月21日（日）の京都競馬場7レース、4歳上500万下、ダート1200ｍの予想方法について解説いたします。

1.亀谷敬正所長本命ラタンドレスの考察

◎3.ラタンドレス（6番人気/単勝14.2倍/4歳牝馬）

馬は動物ですので走る距離はわかっていないと思います。
そして、新馬戦は最初の3ハロンが一番遅くなります。
多くの、未勝利戦より新馬戦の方が最初の3ハロンが遅くなるのです。
ではなぜ新馬戦が遅くなるのか？それはゲートが開いたら飛び出していくということを知らないからだと思われます。
そして未勝利戦がなぜ速くなるのかといいますと、ゲートが開いたら飛び出していくということを記憶したことにより知っているからだと推測します。

そういったことを総合して、前走1200ｍより長い距離を使っているアメリカ血統の馬が有利と考えます。
昨日のレースシドニーT（ダート1200ｍ）で12番人気のゴーインググレート（フレンチデピュティ産駒）が前走ダート1400ｍからの距離短縮で勝利しました。
しかもゴーインググレートは血統がアメリカ色の強い血統です。

普通の馬は、前走1200ｍを走ると、今回のレースも1200ｍのイメージが残ったまま走るものと思われます。
逆に1400ｍ以上を使った場合は、今回のレースも1400ｍ以上だと思ったまま走ると思われます。
前走1400ｍを使うと、ゆっくり走り逆効果ではと思うかもしれませんが、アメリカ血統にはその走り方が差す競馬に合っているという判断です。
後方に下げて3コーナー以降に馬群の外側を差すイメージです。

そして今日は馬場的にもアメリカ血統が向いていると判断しています。
ラタンドレスの父エンパイアメーカーはアメリカの名血です。
ということで、前走1400ｍを使ったアメリカ血統、ラタンドレスを狙います。

2.亀谷敬正所長対抗トラストマヴィアの考察

〇トラストマヴィア（1番人気/単勝3.8倍/4歳牝馬）

人気馬ではありますが、母父がストームキャットで母母父がフォーティナイナーですので、バリバリのアメリカ血統です。
父シンボリクリスエスもダート適性は比較的高いです。
この馬も道中ゆったりと追走し、直線でアメリカ的なスピードに乗せることができます。

3.亀谷敬正所長血？印レイリオンの考察

血？印7.レイリオン（2番人気/単勝4.2倍/4歳牝馬）

父ダイワメジャーでサンデーサイレンス系、しかも初ダートです。
この日のダートは直線でアメリカ的なスピードが求められるため、サンデーサイレンス系には向かないと思います。
このレースは人気馬が飛んでしまう可能性が高いと判断したのですが、それはサンデーサイレンス系は飛ぶのではないかという判断です。

血？印：血統的にはかなり危険な馬

4.亀谷敬正所長血？印サトノマイヒメの考察

血？印8.サトノマイヒメ（4番人気/単勝8.2倍/4歳牝馬）

この馬も父ダイワメジャーで、サンデーサイレンス系ですので飛ぶ可能性が高いと思います。


その他の印は以下のとおりです。

▲16.ミスズマンボ（7番人気/単勝14.7倍/4歳牝馬）
△9.サンマルメジャール（14番人気/単勝51.9倍/5歳牝馬）
△15.タキオンレディー（5番人気/単勝10.7倍/5歳牝馬）

5.レース結果

1着12.ウエスタンビジュー（15番人気）
2着3.ラタンドレス（6番人気）
3着5.トラストマヴィア（1番人気）


ちなみに1着のウエスタンビジューも父エンパイアメーカーで1着～3着をサンデーサイレンス系以外の馬が独占しました。
亀谷敬正所長は40,000円の投資だったのですが、3連複的中で328,980円の払い戻しとなりました。
ウエスタンビジューには印はつけなかったのですが、一応ヒモとして購入していたようです。