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平田修調教師とは!平田修厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



平田修調教師は栗東所属で1960年生まれです。
初出走が2006年で、主な管理馬は2012年のNHKマイルカップ(GⅠ)を制覇したカレンブラックヒルや2007年のフローラステークス(GⅡ)を制覇したベッラレイアなどがいたほか、現役では2017年のフェブラリーステークス(GⅠ)を制覇したゴールドドリームなどがいます。
今回は、平田修調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.平田修調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第25位
勝利数29回/2着25回/3着12回/着外202回
重賞:17戦1勝
芝:134戦16勝
ダート:134戦13勝
勝率:.108
連対率:.201
複勝率:.246
獲得賞金(万円):53,467.3


2.平田修調教師の特徴!


平田修厩舎は開業2年目の2007年以降、10年連続20勝以上を記録しています。
2010年から8年連続JRA重賞勝利を達成しており、2012年にはNHKマイルカップ(カレンブラックヒル)でGⅠ初制覇を成し遂げました。

調教方法は「栗東坂路」主体の調整スタイルです。
直前追い切りは開門直後の整地された馬場を使用します。
5~6頭の集団で入り、縦列調教を行うので「単走追い」が基本です。

外目を回って加速を促し、前半から全速力で走らせるスピードトレーニングを採用しています。
4F目を13秒台で入り、ラスト2F目に12秒前半の最速ラップを刻む「前傾負荷型」です。
スピードを持続した状態で最後の1Fを12秒台でまとめるのが理想です。

「好走時計」は[4F51-52秒台、3F37-38秒台、1F12秒台]。


栗東坂路の調教パターンを4F52秒2以内、3F37秒7以内、1F13秒1以内に設定した場合、[5-4-2-2](勝率39%、複勝率85%)の好成績を収めています(データは2015年1月4日~2015年7月20日)。

2015年の小倉大賞典1着カレンブラックヒル(4F50秒3-3F37秒2-1F12秒8)、七夕賞1着のグランデッツァ(4F51秒5-3F37秒3-1F12秒3)が該当する「好走調教」です。

調教騎乗者別成績では所属の藤懸騎手と相性が良いです。
藤懸騎手の調教騎乗成績は[4-1-4-14](勝率17%、複勝率39%)です(データは2015年1月4日~2015年7月20日)。
グランデッツァの2015年の七タ賞1着、カレンミロティックの2015年の天皇賞・春3着が該当します。
体重が軽い藤懸騎手が馬を動かすことで走る気を促進する効果があります。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.平田修調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
カレンミロティック/セ9/鈴木隆司氏/ノーザンファーム
ゴールドドリーム/牡4/吉田勝己氏/ノーザンファーム
イースターパレード/セ8/G1レーシング/追分ファーム
サンライズホーム/牡6/松岡隆雄氏/松本信行
ハッピーユニバンス/牝5/亀井哲也氏/ノーザンファーム
ジェネラルゴジップ/牡5/社台レースホース/社台ファーム
サトノスーペリア/セ6/里見治氏/社台ファーム
リリーウイナー/牡5/土井孝夫氏/下河辺牧場
キングソング/牡7/松岡隆雄氏/下河辺牧場
エマノン/牝4/丸山担氏/ノーザンファーム


まとめ


以上が平田修調教師の特徴についてでした。
平田修厩舎は、カレンブラックヒルを鍛えた坂路主体の調教スタイルです。
今年の平田修厩舎は、上記でも紹介しましたがフェブラリーステークス(GⅠ)でゴールドドリームが勝利、GⅠ制覇を達成しています。


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