SSブログ

加用正調教師とは!加用正厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



加用正調教師は栗東所属で1953年生まれです。
初出走が1994年で、主な管理馬は2006年の根岸ステークス(GⅢ)を制覇したリミットレスビッドや2015年の小倉記念(GⅢ)を制覇したアズマシャトルなどがいたほか、現役では2016年のシリウスステークス(GⅢ)で4着と好走したミツバなどがいます。
今回は、加用正調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.加用正調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第40位
勝利数24回/2着24回/3着17回/着外203回
重賞:2戦0勝
芝:138戦7勝
ダート:120戦17勝
勝率:.090
連対率:.179
複勝率:.243
獲得賞金(万円):42,708.6


2.加用正調教師の特徴!


加用正厩舎は1998年以降、16年連続20勝以上(地方競馬含む)をマークしました。
2014年は13勝(地方1勝)でしたが、2015年は26勝、2016年は24勝と調子を取り戻し20勝以上を達成しています。

主要調教コースは粟東CWコースと栗東坂路を併用します。
栗東CWコース(6F追い)では6F目を15秒台で入り、5F目では14秒台の加速ラップを計測します。
前半からハイペースで飛ばすことで持久力を鍛えており、直線で一杯に追うことで負荷強度を高めています。

「好走時計」は[5F65-66秒台、4F51-52秒台、1F12秒台]。


「併せ馬」では優劣を明確につける傾向がり、「併せ先着」は「好状態」と判断できます。

「栗東CWコース」の調教パターンを脚色:強め以上、併せ調教:併せ先着、5F68秒0以内、4F52秒9以内、1F12秒9以内、コース取り:5分以上に設定した場合、[3-2-3-4](勝率25%、複勝率67%)の好成績を収めています(データは2015年1月4日~2015年7月20日)。

坂路調教は馬場状態が悪い時間帯に追い切り、ラスト2F目に12秒台の最速ラップを刻む「前傾負荷型」です。
スピードを持続したまま最後の1Fを12秒台でまとめれば合格点です。

「好走時計」は[4F52-53秒台、3F38秒台、1F12秒台]。


栗東坂路の調教パターンを4F53秒0以内、3F38秒8以内、1F13秒2以内に設定した場合、[1-3-0-2]と複勝率67%を誇ります(データは2015年1月4日~2015年7月20日)。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.加用正調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
ドリームバレンチノ/牡10/ライオンレースホース/ビッグレッドファーム
ミツバ/牡5/協栄/タバタファーム
サウススターマン/牡6/南波壽氏/武田修一氏
ウインムート/牡4/ウイン/コスモヴューファーム
ココ/牝5/副島義久氏/下河辺牧場
ブライトボイス/牡5/宮川純造氏/富田牧場
ビービーブレスユー/牡4/坂東牧場/碧雲牧場
シルバードリーム/牝4/南波壽氏/木村牧場
サザンボルケーノ/牡3/南波壽氏/木村牧場
アズマタックン/牡4/東哲次氏/下河辺牧場


まとめ


以上が加用正調教師の特徴についてでした。
加用正厩舎は、CWコースと坂路を併用します。
持久力重視の調整で体力強化をはかります。
今年の加用正厩舎は、アンタレスステークス(GⅢ)とシリウスステークス(GⅢ)にミツバが出走しましたがいずれも着外となっています。


nice!(2)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。