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牝系ローザネイとは!ローズキングダムの祖ローザネイを解説! [牝系]



ローザネイは1988年2月9日生まれのフランス産牝馬です。
ファミリーナンバーは【1-w】です。
現役時代は、8レースに出走し1勝を挙げ競走馬を引退しました。
今回は、牝系ローザネイについて解説します。


1.ローザネイの血統!


父:Lyphard
父父:Northern Dancer
父母:Goofed
父父父:Nearctic
父父母:Natalma
父母父:Court Martial
父母母:Barra

母:Riviere Doree
母父:Secretariat
母母:Riverqueen
母父父:Bold Ruler
母父母:Somethingroyal
母母父:Luthier
母母母:Riverside


2.ローザネイ牝系とは?


ローザネイ系はその名にちなみ、薔薇に関連した馬名が多いことから“薔薇一族”とも呼ばれる牝系です。
仏国で8戦し、芝1450m戦を1勝しただけの平凡な競走馬だったのですが、祖母が仏1000ギニーを勝ったリヴァークイーンという良血馬です。

初仔で英ダービー馬シャーリーハイツ産駒の持込馬ロゼカラーは、強烈な末脚を武器にデビュー2連勝でデイリー杯3歳ステークスを勝利します。
翌年の秋華賞3着、オークス4着と3歳牝馬3冠戦線で好走を見せました。

繁殖入りしたロゼカラーは、母同様に初仔から活躍馬を送り出します。
サンデーサイレンス産駒の牝馬ローズバドがその馬で、同馬は重賞2勝、GⅠで3度の2着と、母を超える成績を残しました。

母仔2代が僅かに届かなかったGⅠ勝利をついに手にしたのが、ローズバドの3番仔でキングカメハメハを父に持つローズキングダムです。
この牝系の馬では珍しく、好スタートから好位付けできる競馬センスの持ち主で、デビューから3連勝で朝日杯フューチュリティステークスを勝利。
一族の悲願を難なく果たしました。
3歳時のジャパンカップではブエナビスタの降着による繰り上がりで、2つ目のGⅠ勝利を飾っています。

ロゼカラーの半弟2頭も忘れられない存在です。
ロサードは46戦6勝(重賞5勝)、ヴィータローザは51戦6勝(重賞3勝)と息の長い活躍を見せました。
ロサードは産駒にフェアリーステークスのクラウンロゼを出し、ヴィータローザは現在伊国で種牡馬生活を送っています。


3.ローザネイの牝系図


ローザネイ牝1988(1勝)
ロゼカラー牝1993(2勝/デイリー杯3歳S)
||ローズバド牝1998(3勝/フィリーズレビュー/マーメイドS)
|||ローザブランカ牝2005(3勝)
|||ローズキングダム牡2007(6勝/ジャパンC/朝日杯FS)
|||ドリーミートーツ牝2010
|||ロザリウム牝2011
||アルバローズ牝2000
|||フロイラインローゼ牝2005
|||エアジェルブロワ牝2009(4勝)
||クラシックローズ牝2001(3勝)
||||チュチュモーヴ牝2011
||ローゼンクロイツ牡2002(5勝/金鯱賞/中京記念/毎日杯)
||ヴィンテージローズ牝2011(2勝)
||ローズカリーナ牝2012
ロサード牡1996(6勝/オールカマー/小倉記念/京阪杯/新潟3歳S)
|ロゼダンジュ牝1997(1勝)
||ローズシティ牝2005
||アドマイヤオウカ牝2009
ヴィータローザ牡2000(6勝/セントライト記念/中山金杯/ラジオたんぱ賞)
|ロゼットネビュラ牝2006
|ローザフィナーレ牝2011


まとめ


以上が牝系ローザネイについてでした。
この牝系の悲願だったGⅠ初制覇を果たしたローズキングダム。
全盛期は強かったですね。
安定して人気に応えてくれました。
自分は、ローズキングダムが朝日杯フューチュリティステークスを勝利したレースは、確か「薔薇一族は、GⅠは勝てない!」ということで切った記憶があります…。


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