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鹿戸雄一調教師とは!鹿戸雄一厩舎の調教方法や特徴を解説! [調教師/厩舎の特徴]



鹿戸雄一調教師は美浦所属で1962年生まれです。
初出走が2008年で、主な管理馬は2008年のジャパンカップ(GⅠ)を制覇したスクリーンヒーローや、2014年のオーシャンステークス(GⅢ)、2015年の中京記念(GⅢ)などを制覇したスマートオリオンなどがいたほか、現役では2016年のオークス(GⅠ)で3着と好走したビッシュなどがいます。
今回は、鹿戸雄一調教師の調教方法とその特徴について解説します。


1.鹿戸雄一調教師の2016年の成績!


2016年の調教師リーディング第16位
勝利数33回/2着28回/3着23回/着外226回
重賞:28戦1勝
芝:230戦24勝
ダート:73戦8勝
勝率:.106
連対率:.197
複勝率:.271
獲得賞金:57,347.5


2.鹿戸雄一調教師の特徴!


鹿戸雄一厩舎は本家「藤沢和雄厩舎」以上の徹底した「馬なり調教」で2016年に、自己最多のJRA33勝をマークしました。
09年以来、8年連続20勝以上を記録しています。

南馬場ウッドコースの「4F追い」が中心なのは変わらないのですが、2015年に入り「坂路調教」の割合が減少しました。
調教量の少なさが体力負けに繋がり、2015年の厳冬期の1~3月の戦績が[1-5-9-58](勝率1%、複勝率21%)と成績不振に陥りました。

気温の上昇とともに新陳代謝が進み、「馬なり調教」が合う季節になったので2015年4月以降、成績は上向きとなりましたが、更なる成績向上に向けて「調教改革」に取り組んだ時期でした。

2015年7月以降、南馬場ウッドコースの「6F追い」を本格採用しました。
中長距離路線で活躍する現オープンのマイネルディーンなどが活用してきました。
5F目を14秒台で入り、4F目から13秒台の平均的に速いラップを計測させます
直線では「8分以上」外目を回る形でシッカリ負荷を掛けています。

調教時計は[5F67-68秒台、4F53-54秒台、1F13秒台]が基準タイムです。


「上がり時計の速さ」が体調の良さを示しており、脚色が「馬なり」でラスト1Fを12秒台でまとめれば好状態と判断できます。

「坂路調教」では4F目を14秒台で入り、ラスト2F目に12秒台の最速ラップを計測する「前傾負荷型」を導入しています。

「好走時計」は[4F53-54秒台、3F39-40秒台、1F13秒台]。


今の馬力を要する「美浦坂路」で「1番時計」に匹敵する4F53秒台を出せれば合格点です。


3.調教時計を読み解く方法!


調教時計については、以下の関連記事を参考にしてください。

【調教時計を読み解く方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03

【坂路調教を分析する方法を解説!】
http://g2015graman.blog.so-net.ne.jp/2017-04-04


4.鹿戸雄一調教師の最近の主な管理馬!


馬名:性齢:馬主:生産者
マイネルディーン/牡8/サラブレッドクラブラフィアン/新冠橋本牧場
マイネルサージュ/牡5/サラブレッドクラブラフィアン/レイクヴィラファーム
ビッシュ/牝4/窪田芳郎氏/ノーザンファーム
ロッカフラベイビー/牝5/山田弘氏/ノーザンファーム
メドウヒルズ/牡6/G1レーシング/追分ファーム
ウインオリアート/牝6/ウイン/コスモヴューファーム
ダイワドレッサー/牝4/大城敬三氏/社台ファーム
ストロングトリトン/セ5/村木篤氏/社台ファーム
エグランティーナ/牝5/村野康司氏/社台ファーム
リュクサンブール/セ6/村野康司氏/社台ファーム


まとめ


以上が鹿戸雄一調教師の特徴についてでした。
鹿戸雄一厩舎の徹底した「馬なり調教」は健在です。
更なる成績向上に向けて調教改革に取り組んでいます。
今年の鹿戸雄一厩舎は、マーメイドステークス(GⅢ)にビッシュが出走し、5着と重賞レースで好走しています。


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